今は安全なところにいても、自分がいつパワハラにあうか分かりません。
公務員は定期的に人事異動が行われるので、パワハラ野郎と遭遇する可能性が常にあるからです。
だからこそ、自分の身を守るために、パワハラの上司がいても椅子を蹴って逆にパワハラ上司を追い込むぐらいしてやりましょう。
逆に自分が処分されるかもしれませんが、自分が精神的に病むよりは全然マシです。
と言うと、
- そんなことができるのは一部の強い人だけ!
- そんなことができるなら最初からやっているし苦労しない!
- そんなの机上の空論、できないから言っている!
と思った方・・・ヤバいです。
あなたはすでにうつ病の一歩手前まで追い込まれているかもしれません。
公務員組織からイジメやパワハラはなくならない
この世から、イジメやパワハラはなくりません。
イジメをするのは人だけではなく、動物や魚だって同じだそうです。
(さかなくん=東京海洋大客員助教授)
たとえばメジナは海の中で仲良く群れて泳いでいます。
せまい水槽(すいそう)に一緒に入れたら、1匹を仲間はずれにして攻撃(こうげき)し始めたのです。
けがしてかわいそうで、そのさかなを別の水槽に入れました。すると残ったメジナは別の1匹をいじめ始めました。
助け出しても、また次のいじめられっ子が出てきます。いじめっ子を水槽から出しても新たないじめっ子があらわれます。
広い海の中ならこんなことはないのに、小さな世界に閉じこめると、なぜかいじめが始まるのです。
同じ場所にすみ、同じエサを食べる、同じ種類同士です。
あれ?これってどこかの世界に似てません?
公務員組織と同じですよね。
別に公務員組織だけが悪いわけではなく、公務員に限らず民間企業でも同じことが言えるはずです。
要は、小中高や大学でイジメがなくならないことと同様に、会社単位でみてもなくならないんです。
特に、公務員組織はパワハラをしてもビになることはまずないため、パワハラが横行しています。
>>>「公務員もパワハラで退職する人は多い【処分事例と基準を解説】」
パワハラ野郎は定年退職まで働ける体制になっているため、あなたのもとにパワハラ野郎がくる確率は常にあるわけです。
パワハラに耐える必要なんてない
例えば、
与えられた仕事が時間内に終わらず、残業をしたとします。
そして、残業を申請しても認められないとします。
いわゆる、サービス残業というものです。
与えられている仕事を終わらせるための残業を認めないことはパワハラです。
言葉や行動だけがパワハラではないからです。
でも、多くの公務員は我慢しませんか?
- 自分か上司が異動するまでの我慢だ
- 自分がやらなきゃ誰もやれないし仕方がない
- 時間内に終わらせることができなかった自分の能力不足だ
- もめるのは出世に響きそう
- 怖いから言い争いたくない
このような思いから、サービス残業を黙認している人も多いと思います。
しかし、パワハラに耐える必要はありません。
残業代が貰えないなら、定時で帰ればいいんですよ。
私の能力ではここまでしかできません!と上司に成果を見せて定時ダッシュすればいいんです。
仕事が終わらなくて困るのは組織であり、ひいては上司です。
あなたではありません。
自分のキャパシティーを超えた仕事は断ればいいんです。
もっと言えば、最初から受けなけなければいいんです。
別に、人事評価が下がったって、窓際にとばされてもいいじゃないですか。
公務員はクビになりませんから。
「公務員は上司の命令が絶対?逆らうとクビ?働きやすさは上司で決まる!」にも書いたとおり、上司の命令は絶対ではありませんからね。
パワハラに耐え続ける公務員生活よりはマシなはずです。
※残業の注意点
残業は超過勤務命令ですあり、上司から部下への命令です。
なので、命令があってはじめて残業が可能になるわけです。
自発的に残業をしておいて上司に対しなんで認めないだ!!と怒ることは筋違いです。
上司からすれば、それは勝手にやった仕事であって、把握していない業務を残業と認める筋合いはないからです。
この場合は、サービス残業にすら該当しませんので、注意してください。
うつ病にならないために、予防線をはろう
上司の言動や行動が攻撃的だったとします。
言い返して、パワハラ野郎を逆に追い込んでやればよくないですか?
パワハラ野郎が出勤したと同時に椅子でも蹴っていれば、おとなしくなりますよ。
パワハラをする人は、一方的にパワハラができる相手に対してします。
身長が2mあってゴリゴリマッチョで顔も怖くて~なんて人には絶対にやりません。
逆襲にあったらどうするんです?怖いし、情けなくなるし、恥ずかしいじゃないですか。
なので、言い返してこない大人しそうな職員をターゲットにするわけです。
では、どうすればいいのか。
普段から予防線を張りまくればいいだけです。
具体的な方法は、
- パワハラ野郎がきたら逆にパワハラ仕返せばよくないですか?椅子でも蹴っとけば静かになるでしょ?
- 残業を認めない上司なら、成果ができてなくて怒られるのは上司なんだから自分は定時ダッシュしますけどね?
- なんでみんなパワハラを録音して人事課へ通報しないですかね?私だったら、もし人事課で揉み消されても、議員、新聞、マスコミに提供してネタにしてもらって炎上を狙いますけどね。SNSで拡散するものありかも。
などと、普段から事あるごとに発言しておくことが重要です。
上司や同僚に対して、日常的に当たり前のように発言して、予防線を張っておくんです。
あ、こいつにパワハラしたらヤバいことになるかもしれないな・・・と思わせることが大事です。
パワハラをするような人は、自分が傷つくことを恐れてパワハラをするわけですから、これほどやりにくい相手はいないと思いますよ。
そんなの机上の空論だ!という人もいるでしょう。
小中高大でのいじめで何が厄介かというと、最終的に「力」で何とかできてしまう点です。
一方、社会人の場合、お互いにどんな理由があれ、先に手を出した方が負けです。
なので、パワハラ野郎が武力行使をすることはありません。
なぜなら、暴力が加われば事件になるからです。
行政罰と刑事罰は別々に科せられることと同様に、事のレベルが上がります。
なので、パワハラをしようとするような奴はそこは絶対に理解してやっていますから、武力行使の手段をとることはありえません。
社会人の最大の武器は、良くも悪くも「言葉」です。
「武力行使では事を納められない」ということを逆手にとるんです。
まとめ
なにも上司⇒部下の関係だけがパワハラではありません。
部下が上司に対して、また同僚間でパワハラの事例はあります。
とはいえ、仕事上の立場が上になれば、教育や進捗管理といった大義名分ができますから、どうしても部下が標的にされやすいわけです。
近年では公務員の世界でもパワハラ発言については厳しくなってきていることは事実です。
一方で、パワハラが起こっていることも事実です。
私は、役所に勤めて10年、パワハラに遭遇したことはありません。
ただ運がよかっただけかもしれません。
しかし、私はこれまで自分がパワハラをされないと思ったことは一度たりともありません。
倒れることを想定していているからこそ起き上がれるわけです。
裏を返せば、完全に倒れてしまわないように、致命傷を負わないように前もって対処しておくことが重要です。
余談ですが、
日本ではイジメをされた側が病院などで診療を受けます。
一方、欧米諸国では、イジメをした側に問題があるとして、イジメた側に病院で治療を受けさせるそうです。
この考え方が広がるだけで、パワハラも減るんじゃないかなと考えたりもします。
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