【必読】公務員を目指す全ての人に知ってほしいこと

これから公務員になろうと思っている人が一番気になること、結局は「待遇」ですよね?

仕事内容?

違いますよね。年収や労働時間ですよね?

そんなあなたに知っておいてほしいことが一つだけあります。

それは、「公務員の世界では、人と同じ待遇は存在しない」ということです。

公務員と一括りにするのは恥ずかしいのでやめよう

この記事を書いている私は公務員です。

そう聞いて、あなたが思い描いた公務員像は何でしょうか?

  • 役所の職員
  • 消防士
  • 警察官
  • 教員
    などなど・・・

公務員の種類は非常に多く、一括りに公務員といっても、その待遇は似て非なるものです。

警察官と教員の待遇が同じわけないですよね?

では、市役所で考えてみてください。

市役所にも当然、多くの職種が採用されます。

  • 事務
  • 福祉
  • 技術

中には、獣医や学芸員といった職種もあります。

次に、配属先です。

一般行政(通称:事務)職は役所のすべての部署に配属される可能性があります。

  • 役所
  • 税事務所
  • 土木事務所

さらに、税事務所に配属された場合、

  • 総務
  • 住民税
  • 所得税
  • 法人税

徴収部門に配属されるかもしれません。

要は、市→部→局→課→係→ライン

と配属先は細分化され、それぞれの仕事内容に応じて待遇が異なります。

そして、どこに配属されるかは運です。

こればっかりはどうしようもありません。

税事務所→生活保護→土木事務所

このような場合もあり、全く違った仕事内容を異動する度に覚える必要があります。

そして、恐ろしいことに、その数か月で相手をするのはその専門の職業になります。

税務関係でしたら、税金のことを何も知らない人が何の根拠もなく税金を徴収できません。そして、相手方は税金を払いたくないわけです。そのような相手と対等、よもや上回る知識をもつ必要があります。知識を得たころには異動がまっています。

土木事務所にいけば、外で現場作業もあります。災害が発生すれば家に帰る余裕などありません。

それほど公務員の世界は、どこに立っているかで見える景色が異なるのです。

この話を、消防士や警察官、教員にしても無駄です。警察官として採用された人が生活保護の担当にはなりません。夜勤が当たり前の職業ですし、警察官も部署は多くあります。刑事課や交通課、落とし物係なんてものもあります。

公務員の年収を一括りにするのは恥ずかしいのでやめよう

これほどまでに細分化されている公務員の世界です。

同じ年収の人は存在しません。

先の例で、役所でみてみましょう。

2019年の調査では(平均年齢は考慮しない)

  • 神奈川県厚木市 751万円(トップ)
  • 長野県下條村  387万円(ワースト)

同じ地方公務員といっても、自治体によって倍ほども年収が異なります。

東京都は710万円(全体18位)、必ずしも大きな自治体の平均年収が高いわけではない。実際に、東日本大震災が発生した年の調査では、被害を受けた自治体が上位にランクインしている。(これは業務の増加により残業代が大幅に増加したことが原因と考えられる)

しかし、ワースト2位は東京都青ヶ島村は399万円。同じ東京都内でも倍ほどの差になる。もちろん、傾向として都市部の年収が高く、地方の年収は低い。なので、都道府県単位ではなく市町村単位で判断する必要があります。

 

公務員の年収は、公表されている。

つまり、誰でも公務員の年収を知ることができる。

それぞれの自治体のHPには平均年収と平均年齢、手当の平均額なども記載されている。

地ちなみに、調査対象の自治体は1788で、全自治体の単純な平均年収は588万円です。平均だけを見て判断しないようにしてください。

 

給与には、給料+手当という計算式になっています。

給料はどこの自治体でもさほど差はありません。同じ自治体であれば、新規採用職員として採用されてから、同じ評価を受け続けてる同期とは基本給は同じになります。

しかし、手当は同じ金額ではありません。地域手当は東京都が20%に対し、地方は0%です。単純に言えば、東京都のほうが給与は1.2倍になります。しかし、地域手当は物価に合わせて設けられているので、実際に使える金額で言えば逆転するかもしれません。

重要なのは残業代です。

さきほど、公務員の職種や配属部署は多するということをお伝えしましたが、本当にピンキリです。

定時で帰れるほど毎日余裕な部署もあれば、毎日深夜まで残業して、土日も出勤みたいな部署もあります。そうなった場合に、予算によって上限はありますが、年単位で最大200万円ほどちがってきます。

要は、東京都に同じ年に採用された新規採用職員の1年目ですら、配属される部署によって年収が200万円も違うのです。

労働時間も圧倒的な差になります。

まとめ

つまり、公務員の待遇が気になる方は、あちらこちらのサイトを見るのではなく

  • なりたい公務員の年収が知りたい場合は、HPを調べよう
  • 年収と労働時間(環境)は配属される部署によって大きく異なる

そして、これらを調べても、何も役に立ちません。

え・・・今までの話は?となっている方も多いと思います。でも、事実なんです。

それほどまでに公務員の世界は広く、待遇は千差万別なんです。

日本では、約330万人もの人が公務員として働いています。人口にすれば約2.5%。子どもや高齢者を除いた就労人口は全国民の半分ですから約5%です。国家公務員が2割、地方公務員が8割です。

いくら平均給与が高い自治体に採用されても、配属部署が定時退庁が当たり前の部署の場合、田舎の忙しい部署の職員よりもはるかに年収は低くなります。それが公務員の世界です。

定期的に人事異動があるので、毎日残業の部署から定時退庁の部署に異動すれば、それだけで年収100万円ダウンです。もちろん、自分の時間は確保できますが。

何をどれだけ調べても、そこに属すまではわかりません。そして、どこに属すか、どんな待遇なのか。

「運」です。

結論、公務員の世界は「運」なのです。

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