公務員は飲み会が多い(基本割り勘)。断ったら人事評価が下がる?

公務員は9時5時だから、プライベートな時間を自由に使える!と思っている人も多いと思いますが、実はそうではありません。

配属される部署によっては休日出勤は当たり前ですし、土日が定休じゃないかもしれません。毎日、残業、残業、残業。にもかかわらず、飲み会は非常に多いです。(それも割り勘・・・全額おごってもらえる会はほとんどありません。)

正直、断りたい・・・と思いながら、どうしても断れない理由は人事評価に関係する可能性があるからですよね。

結論を先に言います。

飲み会を断る行為によって人事評価が変わることはあってはならないが、事実、変わります

公務員は飲み会が多い

公務員の世界って、一見するとプライベート優先で、飲み会も忘年会ぐらいしかないと思っている方も多いのではないでしょうか。

もちろん、部署によります。しかし、私の印象では非常に多いです。

市役所勤務である私が多いと感じるわけですから、都道府県や国家公務員の方はもっと多いはずです。

なぜなら、国の人との飲み会は終電ギリギリですし、酒に強い人が多いからです(酒が強いからよく会うし終電までいくタイプなのかもしれませんが)

  • 新年会
  • 忘年会
  • 歓送迎会
  • 納涼会

などなど、決まった飲み会もありますが、ひとつのプロジェクトが終わるたびに飲み会は開催されます。

勤続年数が長くなっていって、顔が広くなればなるほど誘われる入り口が増えるわけです。

 

「これ、何のための飲み会?」

なんてことはしょっちゅうです。初対面の人も多いですし。

 

自分発信で、飲み会にいこう!と思ったら、毎日、飲み会にいけるぐらい、頻度は多いです。

 

公務員の飲み会は、基本、割り勘

新規採用職員としての1年間は、ほとんどお金を出したことはありません。

しかし、翌年は、その新規採用職員は新しく配属されてくるわけですから、今度はだす番になります。

公務員の世界は、上司がすべて出すということはほとんどありません。

上司は多めに出す程度です。(本当に仲の良い上司とサシで飲みにいけば、仲の良さから払うことはないですけどね)

なので、若手の頃は、一人3,000円が2,000円になったりはします。

しかし、これはまだマシなほうで、私の同期は新規採用職員として配属された歓迎会ですら割り勘だったそうです。

部署にもよります。上司の人柄にもよります。しかし、公務員の世界では、基本、割り勘だと思ってください。

 

公務員は飲み会を断ったら、本当に人事評価が下がるのか

 

これまで、

  • 公務員の飲み会の頻度は多い
  • 公務員の飲み会は、基本的に割り勘

という事実をお伝えしました。

と、なれば、必然的に「行きたくない」と思いますよね。

事実、平成生まれが採用されたあたりから、この傾向は強くなっている気がします。

私が勤める市役所でも、最近はほとんど飲み会に参加しない若手が増えてきていますが、ちょっと待ってください。考えなおしてみてください。

上司と飲みにいくと、「飲みに誘ってついてくるのは君らの代までで、それより下はさっぱり。だから、もう誰が誰か分からん(笑)」と言われます。

それも、かなりの人、頻度で。

実はこれ、ピンチでもあり、チャンスなんです。

飲み会にいくだけで、上司に顔を覚えてもらえて、仕事がやりやすくなります。だって、他の人は参加すらしてないんですから。

 

「飲み会は仕事じゃない!断ったら昇進が遅れるなんて、それは違法じゃないか!!」

と声を上げるのは勝手ですが、どうぞ訴えてみてください。証拠がないので勝てませんから。

人事評価は、実際のところ、何がどう評価されているのかは分かりません。つまり、評価が上がったこと、下がったことの証明は相当難しいことになります。

公務員の仕事は、明確な数字(民間企業であれば売上目標を達成したり、社内で成績1位など)をもとに評価できません。

公務員は数字に表れないことをするのが仕事なんです。数字を優先すれば、法律に違反するようなことも平気で行われてしまいますからね。

 

では、なぜ、公務員は飲み会を断ると昇進できないと言い切れるのか。

それは、あなた以外の人は全員、飲み会を断っているでしょうか。

断っていないですよね?

本当に心の底からお酒を飲むことが好きな人以外は、みんな、プライベートの時間を削って、嫌な時間に付き合っています。

仮に、同じ能力、同じ成績な人がいたとします。どちらかにS、もう一方はAの評価をつけなくてはいけない状況だったとします。

違うのは、飲み会に参加しているかどうか。

果たして、あなたなら、どちらをSにしますか?

絶対評価であればまだしも、ボーナスアップなど給料にかかわることは相対評価です。

 

ここで重要なことは、人事評価をする人は、あなたの上司であることです。

公務員である以上、基本的に、上司は年上です。

ベンチャー企業のように、30歳が部署のトップなんてことは有り得ません。(国家公務員1種、要はキャリアと呼ばれる人なら有り得ますが、日本中で数名です)

そして、その上司は、「飲み会にいくことも仕事の一部」であるという価値観(信じられないかもしれませんが、ひと昔前は仕事中にお酒を飲めた時代です。お酒が強いだけで仕事をとれた時代です。)でこれまで生活してきています。

では、その上司がどちらを評価するでしょうか。

 

それは、飲み会に頑張ってきている人です。

 

あいつは飲み会にもこず、自分のプライベートを優先している!素晴らしい働き方だ、これぞ働き方改革だ!=よし、あいつの評価をトップにしよう! とは絶対になりません。

断言します。絶対にです。(あなたが担当であれば、一番距離の近い係長級の評価なら覆せるかもしれませんが、最終判断は部長や課長です)

 

要は、何が言いたいかというと、「飲み会にいかないことで評価されなくても怒るなよ。だって、あなたがプライベートを優先しているかたわら、プライベートの時間を削って嫌な上司に嫌いな酒を飲みながら説教されている人がいる。」という事実です。

 

もちろん、冒頭に伝えたとおり「飲み会にいく、いかないで人事評価が変わること」は本来あってはならないことです。

なので、人事評価の理由、表には一切でてきません。

しかし、評価するのは人なんです。機械じゃない。それもあなたより、ずっと年上の価値観も全然違う時代に生きた人が評価するんです。

人はほとんど無意識行動しています。呼吸だってそうです。(呼吸を意識すると、しんどくなってきます・・・)

意識していることなんてほとんどありません。これは脳科学的にも証明されている事実です。

つまり、

飲み会にはまったく来ない ⇔ 飲み会には常に参加

を比べたときに、無意識下に参加している人のほうが印象付られていしまいます。

それは仕方のないことです。

だから、無意識のうちに、上司は「飲み会に参加している→よく見る→距離が近く親近感がわく」というプロセスで評価するんです。

厄介なことに、上司は「飲み会にきているから」という理由で評価したとはこころの底から思ってもいません。そう、無意識だからです。

 

なんで、あんなやつが俺より昇進が早いんだ?と思うような人がいたら、注意深く観察してみてください。

その人と一緒の飲み会に参加してみてください。

 

アルコールハラスメントは減っている

現代では、アルハラ(アルコールハラスメント)をすることは禁止されています。

私が入庁したよりもはるかにアルハラは減ったと感じます。今の新規採用職員に対して忘年会や新年会の出し物なんてさせませんからね。別にソフトドリンクを頼んだからといって、酒を飲めと強要する人はほとんどいなくなった気がします。

働き方改革も進んでいく、今後は飲み会をしない、飲み会にはいかない、という世代が評価する立場になっていくでしょう。

しかし、それを待っていたのでは、もう退職する歳になってしまいます。

飲み会に絶対にいかない!とすることは、自分のプライベートだけ見れば得なような気がしますが、なかなか勇気のいる行為です。

なにせ、お互い新規採用職員として頑張っていた同期だったはずなのに、飲み会に参加することでどんどん顔が広くなって、仕事のやりやすさからいえば同期が圧倒的になっていくわけですから。

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