公務員同士の結婚(二馬力)は本当に勝ち組?メリットとデメリットを解説

”公務員は安定している”

今も昔も世間の印象は変わっていません。

確かに安定していることは事実です。

ということは、つまり、公務員同士で結婚すれば、

安定+安定=勝ち組が確定するということです。

でも、決してメリットだけではなく、デメリットもあります。

現役の地方公務員が教えます。

公務員は結婚したい相手の職業ランキング1位2位を独占

公務員同士が結婚することを、俗に「2馬力」と言います。

広義では「共働き」を指すかもしれませんが、公務員1人で1馬力の力があるから、2人で2馬力という俗称です。

与信管理のコンサルティング事業を展開しているリスクモンスターが発表したアンケート調査「この企業に勤める人と結婚したいランキング」の結果によると、

  • 1位 国家公務員 13.6%
  • 2位 地方公務員 12.7%
  • 3位 トヨタ自動車 8.1%

回答率で言えば、国家公務員と地方公務員を合わせて4人に1人が公務員と結婚したいと思っている結果になりました。

調査は2018年3月23~27日に、インターネットで全国の20~59歳の男女942人から各業界の大手企業・組織200社を抽出して実施した。

このうち、未婚の男女は400人。既婚の男女は542人だった。

公務員と結婚したい人が4人に1人なわけですから、

やはり、「公務員同士の結婚」は世間的に見ても勝ち組に映っていることの証明です。

公務員同士で結婚するメリット

公務員同士で結婚するメリットは「将来設計が容易」。

この点に集約されます。

具体的には、

  1. 安定している
  2. 育児がしやすい
  3. 職場復帰がしやすい

個別に説明していきます。

安定している

公務員の給料は年功序列です。基本的には勤続年数で年収が決まりますので、若い頃は給料は低いです。

公務員の給料は安定している(厳密には固定給)わけですが、脱線するので一旦置いておきます。

とにもかくにも、公務員は給料が安定しているというのが世間の印象なわけです。

二人で生活していく上では、まず問題は起きないでしょう。都市部の公務員であれば、30歳で世帯年収は1000万円近くなるでしょう。

田舎の公務員でも40歳で世帯年収は1000万円です。

 

しかし、結婚して、子供を育てるということは、子供の年齢とともにお金がかかります。自分よりも子供のために働いて、子供のためにお金を使う生活になります。

小学生になるまでは特にかかりますし、今や大学入学は当たり前。

子供1人育てるのに最低2000万円はかかるといわれています。

 

つまり、公務員は、子供の年齢が上がりお金がかかる時系列に併せ、自分の給料は上がっていくので安心して生活を送ることができます。

減ってはいますが、退職金も×2でもらえますからね。

育児がしやすい

育児をする上で大変なのは、仕事との両立です。フルタイムで働いていると、子供は託児所に預けることになります。

両親が面倒を見てくれればいいですが、そういった環境の人は少ないでしょう。

 

しかし、公務員は育児をする時間をとることが容易です。

最近ではフレックスタイム制が浸透してきており、より簡単になってきています。

極端に言えば、育児で忙しいことがわかっている職員は「残業のない」、「休暇が取りやすい」部署に異動になります。

 

公務員には時間休暇という制度が設けられています。

最近になってできた制度で、1時間単位で休みが取れます。

例えば、9時ー17時の勤務を10時ー16時にできます。

 

昔はなかった制度ですが、少子高齢化への対策として設けられました。

これが1人ではあまり効果がないのかもしれませんが、2人ですからね。

母親が仕事に遅く行って、父親が仕事から早く帰る

なんてこともできますし、その逆もしかりです。

職場復帰がしやすい

仮に育児のために仕事を休職しても、復帰する椅子は用意されています。

民間企業を否定するわけではありませんが、まだ産休に対する風当たりは強いですよね。

しかし、公務員はそうではありません。

ちなにみ、男性が育児休暇で休みをとっても全然OKです。

また、公務員は休職する人が意外に多いです。ストレスからくる鬱が多いんです。

その場合、休職しても、最大3年間は席が確保されています。

もちろん、昇給も給料ももらえませんが。

民間企業では、即クビになる可能性が高いですからね。

公務員同士で結婚するデメリット

公務員同士で結婚するデメリットは2つあります。

  1. 部署が限定される
  2. 世間の目が厳しい

部署が限定される

働く部署が限定されるのは当然です。

夫婦で同じ仕事は基本的にできません。

もちろん、職場恋愛で結婚したパターンもありますが、結婚した次の年は必ずどちらかが異動です。

もしくは、両方異動です。

そして、基本的に同じ括りの部署もありえません。

つまり、異動する場所が制限されるということです。

公務員には、出世するポストがあります。その部署のそのポストにいかなければ出世できません。

また、どちらかが問題を起こした瞬間に共倒れです。

どちらかが処分を受ければ、結婚相手は処分こそ受けませんが、出世の道はほとんどありません。

公務員は銀行員と同じで、一度でもバツがつけば出世街道から外れます。

世間の目が厳しい

民主党政権時に議員が票を稼ぐために始まった公務員叩き。

当時は、公務員の採用も制限されるなど、風当たりの強さは相当でした。

結果的に民主党政権のずさんさが国民に知れ、政権交代の危うさを認識したことによって公務員叩きは終息したように思えますが、違います。

まだまだ公務員というだけで絡まれます。

それが妬みなのか本気なのかは分かりません。ただ、あなたがどれほどできた人間でも、公務員というだけでそういった目でしか見られません。

つまり、夫婦そろって、世間の目から生きていく必要があります。当然、子供にも影響する可能性があります。

公務員の同期同士で恋愛するなら結婚まで

同期で付き合っているカップルは少なからずいます。

もし、恋愛するなら結婚までいってください。

これは、同期からのお願いです。

カップルができるということは、同期間の関係性が崩れます。

結果、別れましたとなると、その壊れた関係性は元には戻りません。

まとめ

傾向としては、公務員は、男性が結婚するのが早く、女性が遅い傾向にあります。

公務員同士の結婚は、明らかにメリットの方が多いです。

しかし、そのメリットもある条件を満たすことで消えてしまいます。

その条件は、部署と本人の意思によるということです。

公務員といっても幅広く、土日が休みとは限りません。また、休暇をとれる制度があっても本人が取れる状況でなければ意味がありません。

 

実は、公務員同士の結婚は精神的にはメリットはあまりありません。異動部署は制限されますし、職場内で結婚相手の愚痴を言おうものなら、翌日には相手に連想ゲームで伝わります。

世間の目もあの家族は、両方とも公務員だと見てきます。それは、友人も親族も同じです。

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