【入庁年度vs年齢】公務員の先輩と後輩はどっち?敬語とため口の境界線

公務員になったら必ず、どっちが先輩で後輩なの?問題に直面します。

例えば、どちらが先輩かという問題になったとき、

  • 役所に入庁した方が先輩派
  • 年齢が上の方が先輩派

の2つの派閥があります。

なぜ、この派閥が対立するかといえば、

敬語をつかうべき相手か、タメ口をつかっていい相手かを判断したいためです。

これらを整理して、どっちが先輩で後輩かの問題を解決したいと思います。

公務員になる人は多種多様

公務員になる条件は比較的ゆるいです。

誰でも無料で受けられる公務員試験を突破すればいいだけですから。

そうなると、ほんとうにいろいろな背景をもって公務員になっている人は多く、

実は、22歳大卒(いわゆるストレート)で公務員になっている人は半分もいません。

  • 高校や大学で浪人、留年をした人
  • 数年だけ民間企業で働いた人
  • がっつり民間企業で働いていた人※経験者採用枠
  • フリーターやニートをしていた人
  • 国家・地方公務員で働いていた人

挙げればキリがありません。

本当にバラバラなわけです。

例えば、

  • 2019年度採用で18歳の高卒枠で入庁したAさん
  • 2020年度採用で22歳の大卒枠で入庁したBさん
  • 2021年度採用で40歳の民間採用枠で入庁したCさん

さて、誰が先輩で誰が後輩なのでしょうか。

  • 入庁年度派⇒A>B>C
  • 年齢派⇒C>B>A

と、分かれるわけです。

ましてや真逆になります。

当たり前ですが、学歴で上下を決める人はいません。

大卒と比べて高卒はずっと後輩、なんてことを言っている人は皆無です。

もちろん、出世には多少なりとも影響しますが、先輩か後輩かでは全く関係ありません。

公務員は入庁年度で先輩と後輩を決めるべき派の主張

先の通り、公務員になる人は多種多様です。

そして、国、都道府県、政令指定都市レベルになれば、採用人数も数百人になります。

そんな人数が毎年毎年、入庁してくるわけですから、一人一人の年齢なんて調べられないわけです。

ましてや覚えられるわけもありません。

同じ役所に勤めていても、部署の庶務担当者以外は年齢を調べることもできませんし。

近年は、民間企業からの民間採用枠の人数が増えていますから、

新規採用職員が40歳なんてことも往々にしてあるわけです。

そのような状態であれば、もう割り切って、

入庁年度が早い方が先輩で、遅い方が後輩

としてしまった方が、仕事をするうえでらくなわけです。

この考え方をしている人は、年配のベテランに多く、

ベテランは誰が何年採用かをすべて把握している印象です。

また、民間採用枠で入ってくる方は基本的に入庁年度派が多く、

民間採用枠の時点で大抵の若手よりも年上が確定しているわけですが、

年齢派はほとんどおらず、基本的には敬語です。

このように役所の多くの職員は、入庁年度が先が先輩、後が後輩だという考え方です。

公務員は年齢で先輩と後輩を決めるべき派の主張

一方、入庁年度ではなく、年齢で決める派もいます。

こちらの主張は単純で、生まれのが少しでも早いほうが先輩であり、遅いほうが後輩という考え方です。

人生の先輩は役所でも先輩という感じです。

問題点は、年齢は非公開であり、調べないとわからないことですが、

この主張は、特に若手職員に多い印象です。

ベテラン勢にはほとんどみられません。

若手職員のほうが、実は、年齢での上下関係に厳しかったりします。

公務員は役職によって先輩と後輩は決まらない

ちなにみ、役職が上でも下でも、先輩は先輩、後輩は後輩です。

課長や部長の後輩がいることは当たり前なのが公務員の世界ですから、

出世すれば先輩になるわけではありません。

もちろん、仕事上、役職が上の人は身分も上です。

しかし、飲み会だと、役職は関係なく、先輩は先輩、後輩は後輩です。

なので、60歳の担当者に50歳の課長が挨拶をし、

お前も偉くなったな~という会話が生まれます。

とはいえ、仕事中は逆転しますから、どちらも敬語を使います。

不思議なもので、ベテランさんは、入庁年度で先輩と後輩を決めますが、

役職が上か下で立場を重んじるのは、若手職員よりもはるかに気を遣っている印象です。

ため口はデメリットしかない!ひたすらに敬語をつかうべし!

役所内での先輩か後輩か問題が起こる理由は、

誰に対して敬語をつかって、ため口をきいてもいい人は誰かを決めたいという思いから起こります。

実際、どんな感じになっているのかと言えば、

勤続年数が20年以上のベテラン職員は、完全に入庁年度で決めています。

その年数なると、民間採用枠の最高齢よりも年上ですから、年齢的には100%先輩ですからね。

当然、ため口です。

問題は、それ以下の人たちですが、

本当にバラバラです。

入庁年度派は、相手が明らかに年上でも、ため口をきいている人もいます。

年齢派は、相手が入庁年度が先でもため口です。

私は不思議でなりません。

なぜ、みんな、すきがあればため口をつかいたがるのか。

正直、誰に対しても敬語を使っていれば解決します。

仕事上の関係なら、敬語で十分です。

ため口を使いたい人も一定数いるでしょうが、それはリスクです。

経験上、体育会系の人は、なぜか全員ため口を使ってきます(ま、私は言動で分からせていますが…)

例えば、入庁年度が後だという理由でため口をきいていたら、実は10歳年上でした、といパターンもあります。

ため口をきいた後で発覚したところで、後の祭りです。

どちらも役所は入庁年度派であればいいのですが、年齢派であればただの生意気な社会を知らないガキになってしまいます。

その評判はすぐに庁内を駆け回り、常識を知らないやつというレッテルを貼られかねません。

自分の考えが入庁年度派でも年齢派でも、いったん、敬語を使う。

これがベストです。

そうすることで、どちらも敬語を使うというあたたかい世界がそこに生まれます。

みんなが敬語を使えば、円滑な人間関係を構築できるわけですが、

なぜか、先輩か後輩かを決めてため口を遣おうとする人の多いこと。

ため口はリスクですから、できる限り使わないようにしましょう。

もちろん、入庁年度も年齢も下であればため口も使いたくなる気持ちは分かります。

それでもため口をつかっていい理由にはなりません。

丁寧語ぐらいでいいじゃないですか。

後輩は友達ではありませんし、役職の上下がなければ部下でもありません。

ため口は仲の良さに比例するものであって、先輩と後輩は関係ありません。

相手がどう感じるかを考えて、言葉を遣いたいものです。

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