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現役地方公務員が副業でブログを始めたら最高の人事評価を受け給料とボーナスが上がった話

私は現役のアラサー地方公務員です。

資格も技能もなにひとつありません。もっているものは運転免許ぐらいです。

そんな何の取り柄もない私ですが、誰にも言わず内緒でブログを運営しています(うそです。家族だけは知っています)

いわゆる公務員に禁止されている副業というやつです。

ブログを副業にしてから変わったことがあります。それは、本業の方で評価されだしたことです。最終的には、部署でトップの評価を受け、給料とボーナスが上がりました。

本記事では、公務員が副業でブログをすることで得られるメリットを紹介します。(デメリットはありません)

現役地方公務員が感じた副業でブログを運営するメリット

私が評価された理由は、とある「マニュアル」を作るという仕事でした。マニュアル作成は若手には必ずといっていいほど待ち受けている仕事です。

その業務で高評価を受けられたのは、奇しくも副業でこそっと取り組んでいたブログのおかげでした。

ブログを運営して身につく能力は、本業に使うと効果抜群です。

特に、「文書作成能力」と「物事を分かりやすく伝える能力」

この2つがあれば、同僚や同期の中でくびひとつ抜け出すことは容易です。

文書作成能力の向上

公務員の仕事は文書作成能力がとても大切です(特に若手)

  • 会議の議事録
  • 研修の報告書
  • 議会や委員会のQA作成

あげればきりがないほど、書いて、書いて、書きまくります。

現代では紙がパソコンになっているので、うって、うって、うちまくることになります。

公務員の仕事=文書作成、といっても過言ではありません。

タイピング能力の向上

文書作成能力は高くするためには、タイピング(文字をうつ)速度が早いことが必須条件になります。

タイピング速度が早ければ、それだけ業務を早く終わらせることができるからです。

(ところで、みなさん、ブラインドタッチってできます?キーボードを見ずに入力される画面を見ながら文字をうつやり方です。ブラインドタッチができるかできないかで、作業効率は大違いです。もちろん、ブラインドタッチなんてしなくても速くタイピングできる人は別ですが、私は今までそのような人には会ったことがありません。文書作成は文字をうつだけではありません。文字を修正したり変換したり消去したりするわけですから、ブラインドタッチのほうが圧倒的に便利ですよ。)

実は、これ、ブログも同じなんです。

ブログを作成するだけならまだしも、副業として収益化させるためには、まずは量をこなす必要があります。

ブログを1記事書いて、月1万円の収入になるのであれば誰も苦労しません。誰しも、ブログって何?から始めるわけですから、最初は書いて書いて書きまくる。それに尽きるのです。

そうすると、自然にタイピング速度は上がります。当たり前のことですよね。勤務時間外にもあくせくタイピングをしているわけですから。

つまり、ブログを始めたことでタイピング能力が上がり、本業の文書作成能力が向上し評価されたということです。

しかし、文書作成能力は文字を書くスピードだけでは不十分です。

文章作成能力の向上

議事録などの記録文書は何も考えなくても問題ありません。事実を記載すればいいのですから。

しかし、方針決裁のような、問題を解決する文書の作成には、構成力は重要となります(公務員が作成する公文書の書き方とブログの書き方は当然異なります。)

構成力とは、頭でイメージした文字列をタイピングすれば、修正のいらない文章となることです。

例えば、

「昨日、行った、私は、ランチに、友達と」→「昨日、私は友達とランチに行った」

この変換のスピードが早ければ早いほど、文章は早く書くことができます。

文章を読み返してみて違和感がある場合も、いわゆる「てにをは」という細かい文章の間違いに気が付けるようになります。

説明能力の向上

公務員の世界は分かりにくい表現であふれています。公文書なんてその典型です。

あえてそうしている、という側面もありますが、難しいことを簡単に説明できる能力が現代の公務員には求められています。

法律がどうのこうのと説明しても、国民は納得してくれません。納得してくれるのは弁護士などの法律の専門家だけです。

日常の業務が国民のために働くのが公務員の本分なわけですから、分かりやすく説明するという能力があれば確実に評価はあがります。

であれば、みんな分かりやすく説明すればいいだけの話ですよね?

しかし、これが、意外とできないものなんです。

公務員の世界では専門用語が飛び交います。専門用語を覚えると、偉くなったような気がして、共通語のように話をします。しかし、それではうまく伝わりません。なにせ、相手にするのは、何も知らない国民ですから。

たいていの理由は、当の本人が本質を理解できていないことにあります。

「氷は水よりも体積が大きい」ということを知っている人は多いですが、なぜそうなるのかを知っている人はあまり多くありません。

しかし、本当に理解しているのであれば、なぜそうなるのか?という点を説明できるため、理解を得やすくなります。

(ひねくれた見方をすれば、自分で頑張って得た知識を教えたくないという人も実際にいます。自分が苦労して勉強したんだからお前も・・・という思考なのでしょう。要は、自分に自信がもてないプライドも高い人なわけです。このような人は絶対に評価されることはありません。自分だけがよければそれでいいという考えでは当たり前ですよね。)

ブログでは、この「分かりやすく伝える」ことが大きな意味をもちます。

知りたいということは、分からないということです。分からないから調べるんです。そして調べた結果、その情報サイトが専門用語バリバリの小難しいサイトの場合は、初心者は即離脱します。だって、難しいことを教えてほしいから検索するわけですから。

問題と答えだけが記載されている参考書は価値がありません。答えにいきつくまでの解説が求められているのが参考書なわけです。ブログも同じです。

そう考えながら記事を書いていくと、自然に分かりやすく伝えるという能力が向上します。

まとめ

マニュアルは参考書と同じです。わからない人が読むものです。だから、初心者でも理解できるよう専門用語は分かりやすく別の言葉で言い換えるなどの工夫が必要です。

でも、それができません。なぜでしょうか。

それは、本人が理解していないから分かりやすい表現に変換できない、プライドがあって初心者に寄り添いたくない、など多くの理由が考えられます。

私も副業としてブログを書いていなければ、同僚と同様に評価されなかったかもしれません。しかし、ブログを頑張っていたからこそ、分かりやすい内容でスピード感をもってマニュアルを作成することができ、結果として評価されたわけです。

今やパソコンよりもスマホの時代。フリック入力ならできるけど、パソコンはさわったことがないなんて人もいる時代になっています。しかし、仕事は基本的にパソコンです。特に公務員の世界ですから、仕事中にスマホなんて使うことはありません。これから公務員になる人は、エクセル、ワード、パワーポイントなどの基礎となるタイピング能力を最優先して磨いてください。

もちろん、人事評価はブラックボックスです。必ずしも私と同じ行動をしたからといって評価されないかもしれません。しかし、副業でブログを書いている公務員は多くはありません。もちろんブログに限らず、誰でも少し違う視点から物事を見て、それをあわせるだけで差別化できるんです。

あまり大きな声では言えませんが、これって裏を返せば、副業をうまくするために本業の時間を利用できるということです。本業で得た能力を副業に活かすこともできますから、メリットしかありません。

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