実は多い公務員のうつ病。休職⇒復職⇒異動⇒退職(クビ?)の可能性が高い

公務員がうつ病で休職

そう聞くと、公務員のことをホワイトだと思っている人は、

ノルマもなくリストラもない公務員がうつ病?ただのあまえでしょ?個人のメンタルが弱いだけ!

と思うかもしれないが、実は、公務員の世界ではうつ病で休職している人は多いです

なぜ、公務員にうつ病が多いのか

実体験に基づき、原因を解説します

公務員にもおとずれるうつ病の原因

私はこれまでうつ病で休職する職員を多くみてきました

なぜ、うつ病になるのでしょうか

公務員は労働基準法は適用されない

公務員の仕事は労働基準法は適用されません

なので、何時間残業しようが、残業代がつこうがつかまいが関係ありません

ブラックであろうが、公になることもない

そんな職場環境で、精神的に病まない人がいないわけがありません

2019年に、経産省キャリア官僚が覚せい剤を職場で使って逮捕されています

なぜだと思います?

その理由は、仕事にいかなければならない、という使命感によるものです

理解できますか?

そのキャリア官僚は、経産省に入省してからの2年間は毎日終電で帰宅できればいい方で、

残業時間は平均月150時間、多い時は月300時間

1週間泊まり込みもあったといいます

周りに迷惑をかけるので・・・その気持ちが結果的にうつ病にかかり、

覚せい剤に手を出すという行為になってしまいました

仕事にいかなければ迷惑がかかるから、うつ病でも覚せい剤を使って仕事をする

そんなことがあり得えたのが公務員キャリアの世界です

この例はキャリアですので、一般的な公務員に当てはまりはしませんが、

往々にして公務員になる人、特に若手職員はそういった正義感が強いです

正義感が強く、まじめな人ほど、うつ病になりやすいのが公務員です

公務員にもパワハラがある

公務員もパワハラで退職する人は多い【処分事例と基準を解説】にも書きましたが、

普通にパワハラはあります。

パワハラがない職場は日本において存在しないと思っていますが、公務員も例外ではありません。

公務員は一度でもバツがつくと出世ができません

公務員が出世しようと思うと、失敗は許されません

そのため、上司のパワハラに耐えきらないと、その先の出世はないのです

反抗すれば、その時点でバツがつきますからね

そして一度でもバツがつくと、その人は職員として扱われなくなります

悪循環の始まりです

うつ病の多くは人間関係が原因です

住民苦情に疲弊する

これまでは公務員の内部の話でしたが、

外部にも当然、敵はいます

それは、住民です

公務員は国民のサンドバッグですから、

いいことであろうが、結果的に効果的であろうが、すべて批判されます

1億人がよくても、1人がわるいと感じれば、公務員はバッシングにあいます

勤続年数によってメンタルが慣れてきますが、

経験年数が少ない若手職員はメンタルをやってしまう人も多いです

想像と現実があまりにも違う

公務員は、生活保護担当の人が道路工事をし税金を徴収するという職業です

TOEICが990点あっても公認会計士をもっていても関係ありません

経歴を活かした仕事なんて、公務員には存在しません

そのため、若手職員は思い描いた理想像とかけ離れてしまい、退職する人が後を絶ちません

定期的な異動もしょっちゅうですから、

毎年毎年、引っ越しや環境が変わることもあります

となると、また人間関係も含め一から築いていく必要があり、

それを退職まで繰り返すわけですから、目をそむけたくなる気持ちもわかります

うつ病になって復帰はできるが、異動が濃厚

うつ病は、ケガやがんなどの要因での休職と一線を画します

なぜなら、うつ病になってしまった職員が、その後、スムーズに職場復帰できていないからです

そこには公務員という独特な世界のからくりがあると思っています

うつ病になった人は腫れ物扱い

個人的には、うつ病になった人を腫れ物扱いしていることが最大の原因だと思っています。

公務員は人員削減され、少数精鋭で仕事をまわしています

途中でうつ病で休職となると、人員は補填されません

残った職員でその人の分をカバーするわけですから、当然、残された職員の業務量は増え、

残業時間も増えます

その人が復帰してきたときに、どうなると思います?

これまでの不平不満をぶつけるとおもいますか?

実は、その逆です

ほぼ、無視です

いないものとして扱います

これは別にいじめているわけではありません

うつ病で休職していた職員に対して、仕事は一切あたえません

なぜなら、つぎの異動のタイミングまで残されたメンバーでやったほうが仕事はまわるからです

人に教えたりカバーすることは自分の時間を使いますからね

もちろん、上司の評価にもかかわってきますから、

またうつ病で休職されては困るのです

異動の可能性が高い

公務員は定期的な異動があります

年に1回というわけではありません

復帰は可能です

しかし、同じ職場に復帰しても、次の異動で間違いなく部署が変わります

経験上、さらに業務量が少ない、住民苦情も少ない部署に異動になります

その点をラッキーと捉えられる人はうつ病にはなりません

多くの人は、その異動でバツがついたことが確定し出世の道は閉ざされたことに気が付きます

人事課的には、業務の負担を軽くしたという大義名分がありますからね

まとめ

公務員はうつ病になってもクビにはなりません

退職も推奨されませんし、同じ職場に復帰も可能です

原因によっては、復帰時に別の部署に異動することもタイミングさえあえば可能です

そのため、うつ病で仕事を辞めようと思うまえに、休職してください。

公務員は民間企業に比べて、最大3年間の休職が可能ですから、制度をつかってください

人生を棒に振る前に

ただ、出世はまずできませんし、できてもかなり遅れをとるかたちになります

私の知っている人は、

うつ病になり1年間休職し、復帰したタイミングで別の部署に異動しました

しかし、その異動先の部署でも休職しているそうです

それを、あまい、で片づけてしまうことは簡単ですが、

誰しも年齢に関係なく、うつ病になる可能性はあるわけです

休職⇒復職⇒異動⇒クビ(退職)の流れのなかで、

どこでとどまれるかが重要です

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