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公務員1年目へアドバイス!窓口・電話にでる、これで合格です!

公務員1年目は何もわからないことばかりで、不安や焦りでストレスを抱えている人が多いと思います(社会人経験がない新卒採用者ならとくに)。

しかし、あまり心配することはありません。

  1. 元気に出退勤する
  2. 窓口にでる
  3. 電話をとる

上記の3つができているなら、あなたは合格です。(合格とか不合格とかの話ではないんですが言葉のあやで表現しています)

簡単?すでに1か月だけど全部やっている?

もしそうなら、あなたは逸材です。

私は、地方公務員として10年以上働いていますが、未だにできない人がいます。

法律や条例を勉強して知識をつけないと・・・・ワード・エクセル・パワーポイントをマスターしないと・・・と焦りを感じているかもしれませんが、仮に完璧にマスターしたとして、窓口にもでない、電話もとれない1年目は全く評価されません。

公務員として働いていくうえで重要なことなので、解説します。

半年間は休まず、毎日、元気にあいさつすれば、合格

1年目の印象は、今後の役所人生を左右するといっても過言ではありません。

2年目で挽回しようにも、異動してしまった人の印象まで変えることはできませんから。

いくら仕事ができなくても、1年目というフィルターがありますから、”ま、1年目だしな”で評価してくれます。

少しきつい言い方をすれば、1年目に何も期待していませんし、求めてもいません。

1年目は、仕事ができるできないよりも、相手が悪い印象をもたないように動くことが大切です。

簡単な方法があります。

それは、「半年間は元気に出退勤すること」、これだけです。

自分ではコントロールできない体調不良などは仕方がありませんし、有給休暇は権利ですから取るなとは言いません。

(民間企業では半年間は有給休暇なしが当たり前ですから、初日から有給休暇が付与される公務員は恵まれているのかもしれません)

しかし、絶対に「休み癖」をつけないでください。

休み癖はサボり癖と同じようなもので、一度傾くと戻すことが大変です。

身体と脳が仕事に慣れるまで(一般的には習慣化に3か月程度必要と言われています)、休まないでください。

飲み会の翌日も休むことはNGです。

よもや、翌日こそ元気に出勤しましょう。

また、「挨拶は絶対」です。

挨拶してもあの人は返してくれないから、しなくてもいいか~と思う気持ちは捨てて、元気に挨拶し続けてください。

腹が立つと思いますが、何も5年、10年続けろといっているわけではありません。

1年間だけでいいです。

続けてみてください。

いくら仕事ができようが、挨拶もしない元気がない職員の評価は下の下です。

窓口応対ができれば、合格

最初から窓口応対を1人でするのは無理、不可能です。

よほどスパルタな職場でなければ、もめることが分かっている住民対応を1人でさせることはありません。

そのため、1年間で

  1. 先輩が窓口でどんなことを聞かれてどう対応しているのかを見る
  2. 先輩の横に一緒に立って話を聞く
  3. 自分が基本的に応対(先輩にも同席してもらってフォローをお願いする)
  4. 自分一人で応対する

までできれば完璧です。

自分で応対して分からないことがあれば、先輩や上司にヘルプを求めれば問題ありません。

分からないことは分からないと言える人になってください。

ポイントは、「窓口に率先してでる」ことです。

誰しもが応対したくないようなクレーマーもきます。

そこで、いけるか、いけないか、その行動があなたの評価を決めます。

クレーマー処理ができれば一人前です。

いくら仕事ができようが、窓口応対をしない職員の評価は下の下です。

電話に率先してでれば、合格

新卒者で電話をとれない人は増加傾向にあります。

スマホでLINEやTwitterなどのSNSが発達したせいで、電話する機会が減っていることが理由です。

誰しも、辛いとわかっていて自分から飛び込むたくはありません。

そのせいもあってか、電話をとれない1年目は本当に多いです。

年々、多くなってきています。

しかし、公務員の電話応対は必須能力です。

  • 絶対にあなた宛てではない要件
  • クレーマー
  • どこの部署の誰がやっているかもわからない苦情や要望

ような電話をとることに抵抗があることは理解しますが、電話応対にテクニックはありません。

慣れです。

どれだけ場数を踏めるかです。

実は、電話をとることはメリットだらけです。

電話はリアルタイムですから、部署としても放置できません。

1年目が対応したから、は言い訳になりません。

すぐに回答を求められますから、よく上司や先輩からいわれる「自分で調べてみて」なんて言っている暇はありません。

要は、絶対に答えを教えてくれます。

場合によっては電話を代わりに応対してくれます。

上司からすれば、放置すればクレームにつながり仕事が増えることが明らかだからです。

誰がどんな仕事をしているのか、どの部署のどの係が何の業務をしているのか、これを聞けることは自分の顔を売るという意味でも重要です。

上司や先輩は、電話応対ができるかどうかを注視しています。

いちいち電話をとっていては仕事になりません。

その電話を率先してとってくれる存在は、本当にありがたい。

だからこそ、電話をとれる人は評価されます。

いくら仕事ができようが、電話をとれない職員の評価は下の下です。

上司は電話で回答している内容を、一語一句、耳を立てて聞いています。

聞かれるのが恥ずかしいから、間違ったことを言っていたら困るからといって、隠れて電話するのだけはやめましょう。

まとめ

出世しなくても、ボーナスが減額されても、昇給額が低くても、評価されなくてもいいと思っている1年目はいませんよね。

同期には勝ちたい、少なくとも同じ立ち位置にはいたい、と思っている人が大半ではないでしょうか。

しかし、注意が必要です。

評価されたいからといって、「あなたの印象付け」、「窓口応対」、「電話応対」をないがしろにしてはいけません。

例えば、

  • 自治体のメインプロジェクトに携わっているが、電話も窓口もでない暗い人
  • これといった業務はないが、窓口や電話に積極的にでる明るい人

1年目が評価されるのは後者です。

なぜなら、公務員は成果主義ではないからです。

メインプロジェクトもあなたがとってきた仕事ではなく、たまたま割り振られた業務の1つでしかありませんからね。

ぶっちゃけた話、同期に勝ちたいなら、技術力や知識を付ける前に電話に出れば楽勝です。

嘘だと思うかもしれませんが、やってみてください。

1年目でどれだけ雑務をこなしたか、それこそ公務員人生を左右する需要な要素になります。

私の場合(雑談)

かく言う私も、4月から完璧にできていたわけではありません。

元気に休まず挨拶はするタイプでしたが、私が電話をまともにとれるようになったのは年末、窓口も1人で応対したのは年末からです。

年末からは部署の電話はすべて私がとる気持ちで電話にでていました。

部署のなかで要望を一番受けて、一番処理した自負はあります。

自分の担当外の要望もすべて処理していましたから。

不思議なもので、電話を取り出してから、周りの私に対する接し方や評価が変わったのが目に見えるほど感じました。

正直、ビビりますよね。

だって、1年目あての電話なんてあるわけないですもん。

相手からすれば1年目かベテランかなんて関係なく、要求を処理してくれるのが役所だと思って電話してきますから、求められるレベルも高いんですよね。

クレーマーの相手は重労働ですよ。公務員という立場上、相手のサンドバッグになるしかできませんからね。

言い返したいけど、言い返せない悔しさは今でも思い出します(今なら言い返しますけどね)。

先輩に聞いたら、慣れだよと一言。

正直、意味不明でした。

しかし、1年後、理解できるようになります。

答えは、確かに「慣れ」でした。

安心してください。

慣れてくれば、クレーマーに対して受話器を耳から少し離しながら別の業務ができるぐらいになりますよ。

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