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【兵庫県教職員・懲戒免職処分】コンビニコーヒーを不正利用し窃盗(実名報道)2024.1.30

兵庫県教育委員会は、2024年1月30日、コンビニのコーヒーマシンで不正に水増ししてコーヒーをいれたとして、兵庫県高砂市立中学校の男性校長を懲戒免職処分としました。

なお、2023年12月21日、不正行為に気が付いた店員が声をかけ校長が認めたため警察に通報し、兵庫県警が窃盗容疑で任意で捜査していましたが、神戸地検姫路支部は2024年1月22日付で不起訴処分(起訴猶予)となっています。

校長は2023年6~12月、昼休みに訪れた高砂市内のコンビニなどで計7回(計2店舗、通報のコンビニでは計3回不正利用)、セルフコーヒー(店内の機械を使って自身でコーヒーを注ぐ)式のレギュラーサイズ(110円)を購入し、マシンでラージサイズ(180円)のボタンを押しコーヒーをいれていた。

校長は、「過去に誤ってラージを押した際、コーヒーがカップからあふれずに入り、店員から指摘もなかったことから不正を繰り返すようになった」、「安い値段で多く飲め、悪いとは思いながらもやってしまった」、「出来心でやってしまった」、「校長として教職員の先頭に立ち、服務規律の順守及び不祥事の未然防止に取り組み、生徒たちにとって安心安全な学校作りを推進していくべき立場である者が、今回このような事案を起こしてしまい、心の底から申し訳なく思っております」と話しているとのこと。校長は事件となった2023年12月から休んでおり、学校から保護者への説明の機会はすでにあったが、処分翌日の1月31日午前には、生徒らにも説明したとのことです。

窃盗としての刑事責任は金額的に(単純計算で70円×7回=490円)も問うに値しないと判断されたのかもしれませんが、校長という立場である以上は社会的責任から逃れることはできません。窃盗は犯罪行為であることに間違いありませんし、本人も分かっていながら繰り返した行為は重い。そのため、県の教育委員会も懲戒免職処分としたと推察しますが、被害額は少額であり懲戒免職処分が妥当なのか、厳しすぎるのではないか、という声も聞かれます。

今後の展開次第ですが、処分が重いとして校長が兵庫県を訴えるかもしれませんね。コンビニにセルフコーヒーが登場したときに話題にあがった不正行為なので、誰かはやっているだろうと思ってはいましたが。

 

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所属:兵庫県高砂市立松陽中学校

役職:校長

年齢:59歳

性別:男性

名前:藤田晋一

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