【定期更新】株の運用実績 2021~

公務員の人事異動ガチャを解説!部署、上司、部下で天国と地獄

公務員の人事異動はガチャ要素maxです。

公務員の人事異動の決まり方については、「公務員の人事異動は本当に運!決め方と発表時期について」で解説していますが、本記事では、ガチャの結果によって、天国にも地獄にも変わる公務員の世界をお伝えしたいと思います。

基本的には1年毎にガチャが行われ、部署の異動、人の異動が無慈悲に行われます。公務員の人事異動には多くのガチャが存在します。なぜガチャと言われるのか、理由を解説したいと思います。

公務員は配属部署ガチャによって天国にも地獄にもなる理由

公務員の仕事は多岐にわたり、道路工事をやっていた人が生活保護を担当することもあれば、税務を担当していた人が観光を担当することもあります。

配属される部署がどんな仕事をしているかによって、やりがいもストレスも雲泥の差です。

業務量

人事、企画、財政、の部署に配属されれば、業務量は確実に増加します。定時で帰れることはまずありません。企画ともなれば首長直轄ですから、スピード感も他の仕事と一線を画すことになります。

財政で補助金の申請を忘れ懲戒処分される事例が毎年自治体で報告されていますが、一つのミスが重大なエラーに繋がるため抱えるストレスも大幅に上がります。

観光部局になると、土日はイベントに参加したりと、プライベートを犠牲にする必要もでてきます。

一方、閑散部署に配属されれば、忙しさは皆無、毎日定時ダッシュ可能です。

出世にも影響

出世したい人は忙しいとされる部署に異動希望することをおすすめします。

出世できない部署の仕事ができる人よりも、出世できる部署にいる仕事ができない人のほうが出世は早いです。これは、個人の能力以前に仕事の難易度を業務量で評価する傾向が強いからです。仕事ができると評価されても簡単な仕事だと誰でもできるよね?といったイメージです。

働く環境

単純に、機能面が段違いです。

フリーアドレスで席を決めず自由、トイレも様式で温水洗浄便座で綺麗な部署がある一方、昭和に建てられた和式便所で椅子も机もボロボロなんてこともあります。冷暖房設備でどれだけ使っても文句を言われない部署がある一方、夏はうちわと扇風機、冬は毛布で過ごさなければいけない部署があります。

モチベーションももちろんですが、職場環境の落差が激しすぎて、同じ役所かと思うことも多々あります。

公務員は上司、部下、同僚、前任者のガチャを失敗すると1年が終わる

問題は部署だけではありません。

上司、部下、同僚、前任者、と人のガチャも存在します。

上司ガチャ

上司によって、部下がかかえる仕事のストレスは全く違います。

常に100点を要求してくる上司、常に幹部や議員の顔色を伺う上司、責任を取らない上司、判断をしない上司、業務について全く何一つ作業をしない上司、パワハラ上司、セクハラ上司、上げればキリがありません。

上司は選べません。ただ、一定の評価を受けていないと出世できないことは事実です。そのため上司ガチャは失敗するよりも成功する確率の方が高いですが、失敗したら係全員がお葬式状態で毎日過ごすことになっています。

私も現在進行形でパワハラ上司と仕事をしていますが、人生で一番辛い毎日を送っています。休職、退職しようと考える毎日を送っています。

部下ガチャ

上司ガチャが良くピックアップされますが、実は部下ガチャも存在します。

上司からしても、指示に従わない部下、嘘の報告をする部下、ミスを隠す部下、苦労する部下がいることは上司も同じです。上司からすれば部下の人数分ガチャの回数も多くなります。

上司からすれば部下ガチャの回数は多いですから、それなりに大変です。ただ、上司とは地位も権力も違いますから、同じとして扱うことは注意が必要です。

同僚ガチャ

自分の係じゃない係にダメな同僚がいても対した問題ではありません。

しかし、自分の係にいれば別。1人でも仕事をしない人がいれば、その負担は周りのメンバーでカバーしなければなりません。2人いればその分ですから、負担は相当なものになります。

ただ、公務員は同僚と一緒に仕事をするよりも上司と一緒に仕事をする方が圧倒的に多く、部下からすれば同僚がダメならそれは上司が指導すればいいという感覚なので、実被害はそこまで大きいものではありません。

前任ガチャ

前任がダメだと後任は大変前任が仕事ができない人だと終了です。

異動した後に見つかる懲戒処分モノのミス、引継ぎ書がなく業務のヒントがないことも往々にして起こり得ます。公務員の世界は後任が前任のしりふきをしなければいけない文化があります。

どれだけ前任がミスを起こしていようが、謝罪したり解決するのも後任の責任になります。

まとめ

公務員は配属部署、上司、部下、同僚、前任など多くのガチャ要素が存在します。人事異動が無慈悲に行わるため気にしても仕方がないことですが、公務員生活が天国になるか地獄になるかは異動ガチャに成功する必要があります。

ガチャは1年を基本として、問題が起きたり行政改革などで年度中に異動が実施されることもあります。今がいくら働きやすい環境であっても、1年後は天国から地獄にもなります。その逆も然りですし、誰にも訪れる可能性があります。

特に上司ガチャが最重要です。どんな環境で同僚に恵まれても、上司がクソだと勤務環境は最悪です。本当に辛い毎日を送ることになりますから。

ただ、公務員の人事異動はデメリットだけではなくメリットもあります。当然、嫌な人と離れることも自動的に行われ、相手と自分の異動期間を考えれば最低3年間が我慢すればどちらかが異動になりますから。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)