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公務員(技術職)試験の難易度は、土木<<<その他!文系でもなれます

なんでもいいから公務員になりたい!

そんな人も多いと思います。

中には就活は公務員一本に絞っている就活生もいるほどです。

どうしても公務員、どんな仕事でもいいのであれば、

技術職の土木採用をおすすめします。

その理由を徹底解説します。

公務員試験の倍率は、事務職>技術職

どの自治体も、公務員試験の倍率は、事務職>技術職です。

その差は約2倍。

つまり、公務員試験の倍率だけをみれば、技術職のほうが合格しやすいのです。

例えば、平成30年度の東京都庁の採用試験(1類A、1類B)の実施状況は、

事務職の倍率は約6~8倍なのに対し、技術職は約3~4倍です。

また、大阪府の令和元年度の採用試験(22歳~25歳)の実施状況は、

事務職の倍率は約6倍なのに対し、技術職は約2.5~3倍です。

このように、基本的に公務員試験の倍率は、事務職>技術職となっています。

また、倍率はみかけだましのところもあり、記念受験や併願を含めると、さらに下がります。

>>>「公務員試験は記念受験や併願が多いから倍率は気にしなくてもいい?

このことから、どうしても公務員になりたい人は技術職を受験すべきです。

なぜ、事務職よりも技術職の方が倍率が低いのか

事務職は誰でも受けることができます。

経済学部でも法学部でも人文学部でも関係ありません。

もっといえば、工学部でも理学部でも可能で、

文系や理系のしばりは一切ありません。

しかし、技術職は専門的な知識が必要です。

理系しか受験できません。

・・・という根拠は明らかに間違っています。

なぜなら、文系も専門的な知識が必要だからです。

憲法、行政法、ミクロ・マクロ経済学など多くの知識が必要であり、

理系分野の試験には一切求められない内容になります。

つまり、事務職も技術職も、どちらも専門的な知識が必要な職業なわけです。

営業職のソルジャー要員ではありませんからね。

では、なぜ、技術職の採用は少ないのか。

それは、単純に母体数が違うからです。

一般的な普通科の高等学校を思い出してみてください。

大学の学部の人数も思い出してみてください。

文系と理系の比率はどうでしたか?

文系のほうが圧倒的に多かったはずです。

要は、母体数が文系に比べて少ない分、受ける人が少ないわけです。

また、技術職は、民間企業のほうが給与もよく待遇も良い場合が多いです。

大学院までいって公務員という選択する人はそう多くありません。

公務員とは違い、大学までの知識を活かせますし、

研究室に所属し研究すると企業へ推薦してもらえる場合もあり、

公務員になろうとしている学生がそもそも少ないという背景があります。

文系から技術職は受験可能

文系であれ理系であれ、公務員試験において、

事務職と技術職を区別することはありません。

あるのは採用「区分」だけです。

自治体の募集要項をよくみてください。

採用区分に「土木」とあっても、土木系の学部を卒業することが条件だとは

どこにも書いていないはずです。

公務員試験は、あくまで、「年齢」と「学歴」で受験資格が決められているわけです。

つまり、あなたが文系の学部に在籍、卒業していても、

技術職である、土木、建築、機械、電気などの区分で公務員試験は受験可能です。

文系から技術職を受験する際の注意点

筆記試験では合格点さえとれれば何の不利もありません。

問題点は、なぜ、その区分で受験するのか、

それを明確に面接時に答えられるかどうかです。

他の受験生は大学時代に知識を付けていますが、

それは筆記試験で合格している時点で評価の対象にはなりません。

なぜ、この自治体なのか

なぜ、大学で学んだ知識とは全く違う技術職なのか

これは明確に整理しておく必要があります。

何も思い浮かばないという人は、以下の記事を参考にしてみてください。

>>>「公務員試験の志望動機がない人へ!例文通りはリスク、本音を言うべき理由

倍率が低くて、公務員になれればそれでよく、一番効率がいい方法を選びました~

なんて口がさけても言えないですからね。

なぜ、技術職の中でも土木区分をおすすめするのか

技術職といっても、土木、建築、機械、電気を主に、農学、林学など多岐にわたります。

自治体の規模が小さい(中核市以下)によっては採用枠として設けられていなことも多く、

あっても数年に一度、若干名(0人もありえる)の採用をしている程度です。

あるかどうかも分からない試験を待つ必要はありませんよね。

しかし、土木区分は技術職の中でも圧倒的に採用予定人数が多く、

近年の自然災害の増加や土木事業の増加に対し、技術者が少なくなっている傾向からも

今後、採用枠が減ることはまずありません。

また、いくら文系でも受験可能だとはいえ、

建築、電気、機械の分野や土木よりも専門性が高く、

筆記試験すら突破できない可能性があります。

しかし、土木は生活に密接しています。

道路、河川、公園、上下水道など、多くが土木区分の技術職の仕事です。

また、土木は他の技術区分に比べ、専門的な知識が必要になりません。

そのため、面接もうまく進めることができます。

そもそも合格者採用数が多く、倍率も他の技術区分よりも低く、専門的な知識も他よりはいらない、

これを満たすものが土木区分なわけです。

実際に、全くの専門外から公務員になっている人はいます。

土木を全く学ばずに合格している人もいれば、

その逆である経済学などを全く学ばずに事務職に合格している人もいます。

ただ、これはあくまで少数派であり、

大多数は大学の専攻通りの受験になります。

なぜなら、基礎知識があること、面接でも質疑応答につまらないからです。

受験分野を変更することは簡単なことではありません。

しかし、今の公務員試験は面接重視であり、筆記試験は本当に足切りに使う自治体も多いです。

最終倍率が2倍の試験であれば、筆記試験はほとんどの人が合格します。

合格させないと、面接に進める人がいなくなり、面接でダメだとなると採用人数が足らなくなりますからね。

その点、やはり、倍率が技術職の中でも一番低い土木職を狙うべきです。

ただ、技術職で採用されてしまうと、基本的に配属される場所の制限がかかります。

人事課や総務課などには配属されません。

ただ、生活保護課など役所の中でも休職、退職の割合が高い部署にいく可能性もありません。

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