公務員は労働組合に入るメリットなし!脱退理由(デメリット)は出世もしないし組合費も高いから

公務員の方で労働組合をやめたいと思っても、何か不利益があるんじゃないかと思ってやめたくてもやめられない人は多いと思います。

組合に加入しないことで出世も遅れるかもしれない・・・

自治体によっては、一度でも組合に加入すると、脱退するときの引き留めがすごく、抜ければ村八分なんてことも・・・

しかし、今こそ、そんな心を奮い立たせてください。

今の現役の公務員は、労働組合に入る必要は一切ありません。メリットがないからです。そして、デメリットしかありません。

私は新規採用された年から組合に加入していますが、脱退しました。なぜ、脱退しようと思ったかをお伝えします。

労働組合から脱退することを決めた理由

私は長年、組合に加入していました。

しかし、組合員でいる間、組合のおかげで事態が好転した、維持したという事実がありませんでした。

要は、組合があってもなかっても、結果は同じだったということです。

 

実は、私は、いつ組合に加入したのか記憶にないほどで、おそらく新規採用されたときに書類を書いたと思います。

入庁したときは、組合に入ることが当たり前だという雰囲気に押されてしまったのだと思います。(加入率は〇〇%以上なんてことも言われた記憶があり、強制ではないが、強制というよくあるパターンのやつだったと記憶しています)

 

労働組合という存在自体は重要だと思います。ひと昔まえなら・・・

昭和の時代や平成初期は、公務員もストライキが存在しました。組合交渉によって、給料が休みが変わったのです。

しかし、時代は変わりました。

 

結局、交渉しても何も変わらない

今のご時世、交渉をして、何が変わるでしょうか。

結局、「国の右にならえ」なんですよ。

 

国が給料をカットするとなれば、組合が交渉して、地方はカットされないようにします。

では、実際、国家公務員だけ給料カットして、地方公務員はカットされないことがあったでしょうか。

これ、ないんですよ。

つまり、組合が活動しようがしまいが、結論は変わらないんです。

 

そもそも公務員の給料って、どこの誰がどう決めているのか知っていますか?

組合じゃないです。実は、人事院や人事委員会が決めています。

その額はどう決まるのでしょうか。よくニュースでも報道されますよね?

「従業員〇〇人以上の企業〇〇社を調べた結果を反映」

つまり、いくら労働組合が給料をあげろ、ボーナスをあげろと騒いでも、人事院や人事委員会が社会情勢に応じて決定したその数字から大きく変えることは許されないわけです。(国民感情的にもね)

その結果をもとに、最終的に各自治体が給与を決定することになります。(ぶっちゃけますと、プロレスをしているだけなんです。)

そのため、組合は給与交渉はできても、結局、人事院の決定に従う財務部局には何の意味もないということです。

 

組合に加入・未加入で給与は変わらない

組合に加入して、組合費を払い、必死に活動している組合員と、未加入の非組合員とで、待遇は何一つ変わりません。

交渉の末、得たものは非組合員にも適用されます。給料、休みなどは一緒です。

基本的に組合員は自分のプライベートを削って活動しています。(それをしておらず懲戒処分が100名以上でた神戸市のヤミ専従問題は例外です)

組合員からすれば不公平極まりないですが、事実です。

なので、非加入であるデメリットはありません。

とにかく組合費が高い

私の勤めている自治体では、組合費が給料の何%と決まっています。

その%は、組合が勝手に決めるわけですが、30歳でだいたい4,000円/月ぐらいだったと記憶しています。

つまり、年間で48,000円もかかります。

しかも、勤続年数が上がるにつれて、その額は増えていきます。

仮に定年退職まで払うとすれば、このままの額でいっても約200万円です。

正直、これだけの額を払うメリットが感じられません。

組合の活動内容が不透明

労働組合の活動をはっきりと理解している人はほとんどいないはずです。

例えばですが、月5,000円を1,000人の職員から集めれば、それだけで500万円です。年間にして6,000万円です。

1万人だと6億円

そのお金がどこに消えているのか、全く分かりません。

賃金交渉?労働環境交渉?人員交渉?

果たして6億円も使うでしょうか・・・

その多額を使って得られる結果が、人事院の通達と同じですからね。

よく組合は報告時に「頑張って交渉した結果」とアピールしますが、人事院の指示に従うなら交渉しようがしまいが同じなんです。

仮に組合が無くなったとして、国と同じ制度として、根本的に困る地方自治体はあるのでしょうか。

労働組合に入っていなくても出世には影響しない

労働組合に加入しないと、出世できない

こんな噂が独り歩きしていまうすが、これは明らかに嘘です。

なぜなら、労働組合には人事異動についての交渉権はありません。

つまり、組合が人事に介入することは違法なのです。

そもそも、課長級以上は管理職ですから、組合と敵対する立場になります。

課長級以上は組合から強制的に脱退させられるわけですから、出世もなにも影響するはずがありません

もちろん、昭和の組合が力をもっていた時代は影響が多少あったとは思います。

しかし、時代は令和です。

逆に、組合に加入しているから遅れるという可能性もあります。

労働組合を脱退する方法

地方公務員法第52条3項「職員は、職員団体を結成し、若しくは結成せず、又はこれに加入し、若しくは加入しないことができる」※職員団体とは、労働組合のことを指します。

と規定されている以上、自由です。

あなたが辞めたいと思った瞬間から辞めることができます。

もちろん、引き留める声がでてくるでしょうが、そんな声は無視してください。

労働組合に入るメリット

とはいっても、労働組合に入っていたことでメリットは確かにありました。

実は、さきほどの組合費が高いことにはフェイクが混じっています。

それは、月毎に福利厚生のような行事が催され、バーベキュー、フットサル大会、テニス大会などなど、格安で参加することが可能です。

しかし、これは土日に開催されます。そして、参加したくてもできない人やそもそも参加したくない人への返金は一切ありません。

参加者のみの特権なのです。

でも、冷静に考えてみてください。年間5万円も払っているんですから、すべての行事を自費でやってもおつりはきますよね。

わざわざ、土日のプライベートを削り、職場の同僚や上司に気を遣いながらするスポーツなんて、楽しくないです。

なら、お金でよくないですか?

 

とはいえ、これらが楽しいと思う人も一定数います。

人見知りではなく、交流することが好きな人にはもってこいです。

また、子供が多い家庭などは、子供は参加費がタダだったりするので、お得です。

手配もすべて組合ですので、手間が一切かかりません。

 

さらに、

  • 自動車保険
  • 生命保険
  • 火災保険

など、安い掛け金の「共済」に入ることができます。

火災保険は民間の保険と比べると破格です。大手保険会社の営業の方は驚いていました。

要は、組合員だけで運用しているので、保険適用をすることが少なく、その分、安くできる仕組みです。

公務員の事務職と工事現場作業員とでどちらが危険かを考えてみれば一目瞭然ですよね。

とはいえ、年に5万円がペイできているかと言われれば、絶対にノーです。

 

唯一、恩恵があったとみなされることは、人事異動についてでしょうか。

どれほど交渉しようと、決めるのは人事委員会です。(そもそも労働組合には人事異動についての交渉権はありません)

とはいっても、昔の方に話を聞くと、組合に入って入れば変な人事異動はなかったそうです。

しかし、みんな同じ条件になるわけですから、絶対にわりをくっている人がいるわけです。

つまり、たまたまであって、組合の力は及んでいない可能性が高いです。

 

今のご時世、組合に加入するメリットはほとんどありませんが、メリットがあることも事実です。

私はお金を優先しましたが、人付き合いや体験を優先するのであれば組合もありかと思います。

特に子供が多い職員さんは意外とメリットが多いように思えます。(なので私は組合費を独身税と呼んでいます)

5 COMMENTS

Jun

公務員です。
まさに組合に脱退届をだしたところ、人格否定の脅迫まがいの文書を送りつけられ、ノイローゼになりそうでしたが、これを読み、目から鱗。救われた気持ち。元気が出ました。
ありがとうございます。

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ぬこぬこ

>JUN
組合って、非組合員に人権は認めない姿勢ですからね。左翼思想というか。
人格否定の文書自体がハラスメントでしょう。訴訟しても勝てるのでは。
まあ、公務員だと特にその後を考えると難しいでしょうけどね。ほんと腐った組織ですよ!負けないでくださいね!

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